電車での出来事(041〜050)


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●041 弓道の大会の日に電車の中で弓を持って立っていると、あとから乗ってきた外人さんが
手すりとまちがえたらしく弓をつかんできた。
困って他の部員を見たら、僕のほかにも3人同じ目にあっていた。
●042 今朝、学校に行く途中の電車でチンピラにからまれた。
難癖をつけてきたチンピラは、私の荷物を見なり突然黙ってしまい、
次の駅でそそくさと降りていった。
私は大学の射撃部部員なのである。
●043 大学に行く途中、電車のホームで待っていると、電車のドアーに
対応した待機にいっぱい人が並んでました。
でも、よく見ると一列だけ短い列があって、そこには女子高生が
三人立っていた。
みんな、女子高生が怖くて近寄れなかったみたい。
遠巻きにたくさんの人がその女子高生を見ていた。
女子高生達は、電車に乗ったらギャァギャァ騒ぐわ、アメ食べて
床に落とすわで、注目の的だった。
「恐るべし女子高生!そして、無敵だ!」
と思い、その話を人に話したら、
「あんたも3ヶ月ほど前までは女子高生やったやんか!」
とつっこまれました。
ハイ。その通りです。しかし、私は超真面目な女子高生でしたよ。
しかし、あの女子高生達は本当にすごかった。そして、若かった・・・。
●044 友達が電車に乗っていたときのこと。
そのとき友人はボー-っとしていたのですが、目の前をおいしそうなドーナツが
1個ころころと電車の中にころがってどこかへ消えた!!・・・
おもわず目がさめたらしい。きまずい・・・
っていうか誰の食いかけ?
●045 地下鉄のホームに人集りができていた。
見ると、その輪の中心には、折り畳み傘をガチャガチャ振りながら伸縮させている
わが社の課長の姿があった。
飲みすぎて「釣りをしている自分」の幻を見ていたらしい。
●046 その日、私はつり革につかまって考え事をしていた。
次の駅に到着し前に座って寝ていたいたおばさんが勢いよく
立ち上がったその刹那、おばさんの脳天に見事なヒジテツが
きまってしまった。
おばさんはかなり驚いていたようだったが、私はそれ以上に驚いていた。
●047 電車で女子高生がクラブの先輩の悪口を言っていた。
大声で「あの人絶対ズレてるよぉ!」と言うと
同じ車両にいた乗客の『該当』する数名がアタマをおさえ気にしていた。
●048 高校時代、部活の試合会場に行く時友人に起こった出来事。
押しボタン式の電車を降りようと眠りから覚めた彼が
ボタンを押そうとした瞬間、先に押されてドアが開き
そのあと何を血迷ったか「閉じる」ボタンを押してしまい
、 『ププシュー』といういつもと違う音とともに彼の顔面が
ドアにかまれていました。
ボタンを押した人はびっくりしていました。
寝不足の友人は目が覚めたらしく、試合で大活躍しました。
●049 JR雀の宮駅は、駅西は家並みが続くが、東側は田んぼである。
朝早い電車を待って、プラットホームの端の方に立っていると霜の降りた田舎道を
すたすたと若者が歩いて来た。
ある家の前まで来ると、ハッと思う間も無い機敏な動きでブロック塀の上に登り、
その上をすたすた歩き出した。
塀の中ほどまで行くと軽々と塀ぎわの大木に乗り移ってよじ登り、何事も無かった
かのように、ゆっくりと二階の窓の中に消えていった。
あの家の玄関はたぶん、二階の窓なんだろう
●050 出発時間待ちしていた電車で缶コーヒーを飲んでいた私は
飲み終わったのでホームのゴミ箱に捨てに行き、振り向いたらドアが閉まるところだった
ドアの向こうでは友人たちの顔と私のバックが・・・・
電車の中にいる友人の携帯に電話しようとしても私の所持品はポケットに入っていた切符だけ
だったので次の電車に飛び乗って、(多分)必死の形相で同じ車両に乗っていた若い男性に
「すみません!10円玉、持っていたら、ください!」
と言ったら、びっくりして、ありったけの10円玉をくれた。
次の駅で降りてその10円玉で友人に連絡を取った私であった。


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