電車での出来事(021〜040)
●021 |
月曜日の朝、通勤電車に乗っていたら終点直前のアナウンスで 「今日は月曜日です。今週も適当にがんばりましょう!」 と流れた。 |
●022 |
近所を走るバスの車内放送で 「病気でホトホトお困りの方、こちらで降りられると便利です」 と案内するバス停がある。 |
●023 |
今日、バスの一番前に立って本を読んでいた人が急発進にふらつき、 後方に立っている私のところまで転がってきた。 |
●024 |
先日電車に乗っていたら 「急行は、降りたホームでお待ちなさい。」 という車内放送が流れた。 |
●025 |
東武伊勢崎線に乗ったら 「ドアーにご注意ください」 というステッカーがいたずらされて 「 アー 汗 く さい」 になっていた。 すばらしいセンスだと思った。 |
●026 |
駅の自動改札機に定期券を入れて通ろうとしたら、目の前でおじいちゃんが よろよろ・・・としながら同じ改札機を通るところだった。 運悪く、私の定期がおじいちゃんの手元にシャキッと出てしまい、 おじいちゃんはそれを取ると猛然と走り始め 「定期、忘れましたよ〜!」 と前の女性に叫んでいった。 私は閉まってしまった自動改札機の扉をこじ開けて追いかけつつ、少しスリルを感じた。 |
●027 |
バスの中で、運転手さん(パンチパーマ)が丁寧な口調で車内放送をしていた。 「なお、お降りの際はピンポンを押して・・・」 次の瞬間 「ピンポン?」 とつぶやく声があちこちから漏れてきた。 |
●028 |
電車で向かい側に座っていたカップルの会話。 神社でおみくじをひいた帰りらしく、彼が凶をひいたといって落ち込んでいた。 そこで彼女が 「大丈夫よ!凶(きょう)は横にすれば区(く)になるじゃない!」 と慰めていたのだが、そんな慰めでも彼は 「そうだね」 と納得していた。 |
●029 |
電車の壁にもたれながらうつらうつらしていた時、ひざがガクッと落ちてしまった。 目の前には僕の高速ひざかっくんを食らった人が倒れていた。 |
●030 |
夜遅く電車での帰宅途中、急に気分が悪くなった。 駅のホームの水道のところでゲーゲー吐いていたら 「すみません・・・」 と男性の声。青い顔をしながら振り向いたら 「木更津行きはどこですか?」 と聞かれた。 |
●031 |
僕の前で寝ている人のよだれが空中で停止し、電車が揺れるたびに振り子のように揺れていた。 その脇で楽しそうにしゃべっていた若い女性は、よだれの存在に気がつくと急に口数が少なくなった。 |
●032 |
新幹線のホームで電車を待っていると、マルコメみそのCMに出てくるような少年が アタフタしながら走ってきた。 母親の姿を見つけた彼は、悲壮な声で 「ガム飲んじった〜っ!」 と叫んだ。 |
●033 |
かなり寒い朝、急にスースーしてきたので、誰か暖房が暑くて電車の窓を開けたのだろうと 見上げたら目の前の体格のいいおじさんの小鼻が異様に大きかった。 私の身体を包み込むさわやかな風はおじさんの鼻息だったのね。 |
●034 |
山手線で新宿駅に停車した時 「駆け込み乗車をすると電車が遅れて家に帰るのが遅くなるのでやめましょう。」 と言っていた。 |
●035 |
始発駅の電車でしゃべっていたら、偶然友達が入ってきた。 そいつをかついでやろうと 「あっちの電車の方が先に出るらしいよ」 と友達と二人して言うと、 「じゃお先。」 とその友達が出ていった。 それを横で聞いていた人達も2,3人降りていった。 数秒後、僕たちの電車が閉まってしまいました。 あの時乗り合わせてた人達の視線が冷たかったのは気のせいでしょうか。 |
●036 |
総武線でヤマンバメイクの3人組に 「替わってあげるよぉ〜、おかあさんもドウゾ〜」 と席をゆずって貰った4才の息子。 いいエピソードができたなぁとほほえましく思っていたら、息子がにこにこしながら指をさし 「へんなかお」 と言った。車内は凍り付き、私は用もないのに次の駅で降りた。 |
●037 |
そうあれは小学生の頃だったと思う。 超満員電車の中、近くにいた巨乳のお姉さんの胸に顔をうずめて寝てしまった。 これって、痴漢? |
●038 |
上野発夜7時台の常磐線はすし詰め状態で、自分の持った荷物も人に巻き込まれて見えない。 先日車内で東南アジア等で水がめを頭に載せて運ぶ要領で、自分の頭の上にアタッシュケース を載せてバランスを取っているおじさんを発見。 彼の真正面になったらそしらぬ顔でいられるだろうか。 |
●039 |
この間、バスに乗った時ある子供と母親の会話 (子供)「ねーねーおかーさーん」 (母) 「なーに?」 (子供)「あのねあのね」 (母) 「(やさしく)なーに?」 (子供)「うんとねうんとね、昨日なんでお父さんのおちんちんたべてたの? ぼくもたべたーい!」 (母) 「たべてなーーい!」(怒怒) そしてすぐ、おかあさんはいそいそとバスを降りようとしたとき、そのこどもが追い打ちに、 「まだはやいーー!ここじゃないよおかぁさん!」 そのときの母の顔、鬼になってた!!(こどもにみられたおとなのはなし!) |
●040 |
この間JRで 「駆け込み乗車は・・・」 のあとで 「ほーら挟まった」 なんて聞こえてきてほんとに人が挟まっていた。 でもあの駅員のちょっとほこらしげがよかった。 |